【2024年】カンボジア・プノンペンでおすすめの観光スポットを15選!

カンボジア旅行-プノンペン

カンボジアの首都プノンペンには、王宮・シルバーパゴダ、ワットプノン、国立博物館、セントラルマーケットなどの市場やトゥールスレン博物館、キリング・フィールド、ソーソーロ博物館、リバークルーズなどの有名な観光地がいっぱいあります!

今回は、カンボジア・プノンペン旅行でおすすめの観光スポットを15選ご紹介します。
初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選しました。
是非プノンペン旅行の参考にしてください!

1、プノンペン観光基本情報

〇 特徴
カンボジアの中心部に位置するプノンペンは、経済の中心地であり、自由で国際的な活気に溢れる都市として栄えています。
かつてフランスの統治下であったことから、街にはコロニアル建築を代表とする西洋文化に影響を受けた建物が街のあちこちに立ち並びます。

時差
日本時間より2時間遅れです。
カンボジアの正午が日本の午後2時になります。
GMT(グリニッジ標準時)+7で、隣国のタイ・ベトナムと同じ時間でサマータイム制はありません。

〇 物価
プノンペンの物価は比較的日本より安価ですが、隣国から輸入している物などもあるので高く感じる方もすくなくありません。
目安として水500mlで約1,000KHR〜、トゥクトゥク初乗りは3,200KHR〜、タクシー 初乗りは4,200~です。(1,000KHR=37.6円。2024年4月時点)
現地通貨はリエル(Riel)ですが、USドルの流通率が高く、US$での支払いが可能です。
最近は5US$以下の支払いは主にリエルにて行われています。
1US$=約4,000R(リエル)が目安です。
観光エリアにはクレジットカード支払いが可能なお店がありますが、手数料を取られる場合が多いです。 また、飲食店でも電子決済支払いによりクレジットカードが使えない店もあるので最初に確認するようにしましょう。
銀行は、長期滞在ビザで口座開設可能な銀行が多いです。
電子決済(QRコード)支払い用に、口座を持っていると便利です。
また、ATMはクレジットカードでの現金引き出しが可能です。
(要手数料)都市部ではATMが日々増設されています。
カンボジアの銀行は、銀行が破産申請した場合の預金保証制度が無いため、注意が必要です。
※T/Cの取扱いは2013年9月より停止しています。

〇 気温・服装
プノンペンの気候は、年間を通して温暖で、年中夏服で過ごせます。
カンボジア人は冬にダウンを着ている方もいますが、羽織る上着があれば十分です。
雨が少なくなる乾季は12月から4月、蒸し暑く激しいスコールが降る雨季は5月から11月まで。
日差しがかなり強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの日焼け防止グッズは忘れずに持っていきましょう。

〇 観光日数
プノンペン市内の観光名所をまわるだけなら目安は2泊3日、余裕を持っても3泊4日もあれば十分です。市内はそれほど広くなく、BKKエリアに観光名所が密集しているため、徒歩でも比較的観光しやすくなっています。
市内観光の予定に1日追加すれば、日帰りでキリング・フィールドやサファリパーク、ユーロ・パークへ行くことも可能です。
また、プノンペンだけではなく、世界遺産のアンコールワットがあるシェムリアップも一緒に観光したい方は2都市を巡る旅程を組むのがおすすめです。
シェムリアップへは、バスで約6〜7時間、国内線の飛行機で約1時間という距離なので、旅行日数は4泊6日で計画すると十分に観光を満喫できるでしょう。
バスを利用する場合は夜行バスで行き、着いたらそのままアンコールワットの朝日を見に行くと時間を有効に利用できます。


〇 移動手段
市内の移動手段は、基本は徒歩か三輪のリキシャー・トゥクトゥク、タクシーとなります。
料金が明確なGrab(Uberの東南アジア版の配車サービス)などの交通アプリが便利です。
アプリをダウンロードすれば、誰でも簡単に配車することができます。
支払い方法もオンライン決済が選べるので、金銭の面倒なやりとりも無くなります。
利用にはインターネットが必要なので、SIMの購入やWi-Fiレンタルも忘れずに。
プノンペン郊外の観光は、車チャーター・タクシー・バス・バンまたはツアーで行くと便利です。
車でしか行くことができない場所もあれば、現地の言葉が分からないまま全てを自分で手配して行くのはかなり大変なので、オプショナルツアーでの予約がおすすめです。

2、おすすめ観光スポット15選

王宮・シルバーパゴダ

王宮は現国王が暮らしています。
1866年にウドンからプノンペンへ遷都にともない、ノロドム王が建造、1919年にフランスの建築家により再建され豪華な装飾が施されたクメール洋式の王室です。
戴冠式などの王室行事が執り行われる公務の場でもあるため、行事が行われる日は休館日になりますので注意してください。
※現在、改修工事中ですが見学は可能(2024年4月時点)
隣接するシルバーパゴダの仏教寺院も併せて見学できます。

シルバーパゴダはノロドム王時代に王室の菩提寺とし建設。
床に5,000枚以上の銀タイルを敷き詰められていることからシルバーパゴダ(銀寺)と通称されています。
2,000個以上のダイヤで飾られた金の仏像の他、数々の財宝が納められています。
王宮・シルバーパゴダを見学するときは、露出した服装では入れませんので気をつけましょう!

王宮・シルバーパゴダの基本情報

Royal palace・Sliver Pagoda
住所:Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh
営業時間:8:00〜10:30、14:00〜16:30
休館日:行事や祝日等
入館料:10US$

国立博物館

カンボジア各地から出土したクメール遺跡の石像や美術品が収蔵・展示されており、神仏の彫像や青銅器など1,500点以上の代物が収蔵。
展示品が多いため中庭で休憩することも可能です。
アンコール期を中心に6〜15世紀頃の彫刻が多く展示されており、順路に沿って進むとクメール芸術の変遷がわかります。

カンボジア国立博物館の基本情報
cambodia museum
住所:Preah Ang Eng St. (13), Phnom Penh
営業時間:8:00〜17:00(最終入場時間16:30)
入館料:大人 10US$(+オーディオガイド5US$)、
10〜17歳 5US$(+オーディオガイド5US$)
公式HP:https://www.cambodiamuseum.info/en_information_visitors.html

セントラルマーケット

地元感のある大きなマーケット。
1937年に建造のアールデコ様式の特徴的なスタイルで、世界でも指折りの大きさのドーム型市場で、ドームを中心に四方に足が延び、日用品、食品等ありとあらゆる物が売られているので、観光客のほか地元客でも溢れています。
東西南北対称のため、方向を見失いやすいですが、お土産屋さんは東側正面入り口前の通路に集まっています。

セントラルマーケットの基本情報

Central market
住所:E273 & E274, 51 Street 51, Phnom Penh
営業時間:6:00〜19:00(時間はお店によって前後する可能性あり)
入場料:無料

ナイトマーケット

衣類・布製品やジュエリー、工芸品を販売する露店が立ち並ぶナイトマーケット。
17時から開催され、昼間の市場とはまた違った雰囲気と様変わりします。
カンボジア料理の屋台も楽しめ、昼だけでなく夜の市場の観光を楽しみたい方にもおすすめです!

ナイトマーケットの基本情報

Night market
住所:Preah Sisowath Quay, Phnom Pen
営業時間:17:00〜23:00
入場料:無料

ワットプノン

市内で最も古い寺院の一つ。ワットプノンは小高い丘の上にあります。
大きな仏塔(ストゥーパー)がトレードマークで、内部にはアンコール王朝最後の王である、ポニャー・ヤット王の遺灰が納められている。
14世紀末にペン婦人がこの丘(プノン)に建立したのが起源とされ、都市名(プノンペン)の由来になったとされる仏教寺院です。
現在の建物は1926年に再建されています。

ワットプノンの基本情報

Wat Phnom
住所:Wat, Phnom Penh, Cambodia
営業時間:7:00〜18:00
入館料:1US$
公式HP:https://tourismcambodia.org/provinces/search/detail/126/wat-phnom-phnom-penh

ソーソーロ博物館

カンボジアの経済と通貨の歴史を学べる最先端のデジタル展示もある博物館です。
実際に植民地時代に使われていた紙幣なども展示してあります。ゲームを通してわかりやすく歴史を学べるコーナーやデジタルアーカイブが閲覧できるコーナーなど飽きずに見学することができます。

ソーソーロ博物館の基本情報
SOSORO – Preah Srey Içanavarman Museum
住所:#16, Preah Moha Ksatreiyani Kossamak Avenue,Sangkat Wat Phnom,Phnom Penh
電話番号:012 901 542
営業時間:9:00〜18:00
定休日:月曜日
入場料:5US$(+オーディオガイド3US$)
公式HP:https://sosoro.nbc.gov.kh/

独立記念塔

プノンペンを象徴する高さ20mの記念塔。
1953年11月フランスからの完全独立を祝して、1958年3月にカンボジア人の建設家により蓮の花のイメージで建造されました。
夜にはライトアップされ、昼とは違った景色が楽しめます。

独立記念塔の基本情報

Independence monument
住所:Norodom Blvd, 41, Phnom Penh

ナーガ・ホテル(カジノ)

様々なゲームが楽しめる外国人専用の大型カジノ兼宿泊施設です。
入館する際には小綺麗な格好とパスポートを持参する必要があります。
外観のライトアップは雰囲気がよく、目の前の公園には地元民が集まります。

ナーガ・ホテルの基本情報
NagaWorld Integrated Resort
住所:Samdach Hun Sen Park, Samdech Techo, Phnom Penh 120101   
電話:023 228 822
公式HP:https://www.nagaworld.com/casino/naga-2-new/

トゥールスレン虐殺博物館

ポル・ポト政権下時代の政治犯収容所。
元々は4棟ある高校の校舎でしたが、1975〜1979年のポル・ポト政権下で政治犯収容所になり、罪のない多くの人が収容され拷問の末、虐殺された場所で独房や尋問室などが、当時のまま保存展示されています。
3年9カ月の間に約2万人が収容され、その内、生還できたのは12名。
生存者の体験談や当時の様子を伝える絵、器具なども展示されており、館内の床には今も血痕が残っています。

トゥールスレン虐殺博物館の基本情報

Tuol Sleng Genocide Museum
住所:St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn, Phnom Penh(Corner 350)
入館料:大人 5US$(+オーディオガイド5US$)
10〜18歳 3US$(+オーディオガイド5US$)
営業時間:8:00〜17:00
公式HP:https://tuolsleng.gov.kh/

キリング・フィールド

市内中心地から南西約15km位置するチュンエク村にあるポル・ポト政権時代の処刑場跡です。
トゥールスレン刑務所に収容されていた1万7千人の人々が運ばれ処刑され埋められました。
発掘された遺骨が慰霊塔には9,000体近い遺骨が安置されています。
プノンペン市街から車で30分ですが、通勤ラッシュ時には混むのでなるべく避けると良いでしょう。

キリング・フィールドの基本情報

killing fields
住所:killingfield Sangkat Cheung Aek, Phnom Penh
営業時間:7:30〜17:30
入館料:3US$(+オーディオガイド3US$)
Facebook:https://www.facebook.com/killingfield?mibextid=ZbWKwL

ユーロ・パーク

プノンペンの市街地から南東におよそ10km。
混み状況によりますが片道30分〜1時間で行けるヨーロッパの街並みを再現したパーク。
イベントホールやフランスのエッフェル塔やオランダの風車などがあり、川沿いを散策できて優雅な気分に浸れます。

PH ユーロ・パークの基本情報

PH Euro Park
住所:NR1, Phnom Penh 12357
電話番号:016 596 789
アクセス: 市街地より30分~1時間
公式HP:https://penghuothgroup.com/

プノンペンサファリ

市街地から片道約40分かかる動物園。
トラの火の輪くぐりやワニ・オラウータンのショー、キリンの餌やり体験、子豚のレースなどの様々な動物ショーが楽しめます。週末はプノンペンに住む家族連れが多く入園し賑わいます。

プノンペンサファリの基本情報
Phnom Penh Safari
住所:PV2F+563, ផ្លូវ លីយ៉ុងផាត់, Phnom Penh
電話番号:070 388 188
営業時間:10:00〜17:00
アクセス: 市街地より40分
入場料:7US$
公式HP:https://phnompenhsafari.com/
Facebook:https://www.facebook.com/PhnomPenhSafari?mibextid=ZbWKwL

バサックレーン

在住外国人に人気のプチ歓楽街。
夜は歩行者天国になり、お洒落なレストランやバーなどが18時頃からオープンします。
24時頃まで営業しているお店が多く、夜にはとても活気があふれる観光客にも人気のエリアです。

バサックレーンの基本情報

Bassac street
住所:8b St 308, Phnom Penh 12301
営業時間:18:00〜24:00(店舗による)

ワットボトム公園

王宮近くにある広大な公園。
園内にはカンボジアとベトナムの友好を象徴する記念塔やオブジェ、花や緑地が広がりしっかりと整備されており、プノンペンの中心部にありながらも閑静で憩いの場所になっています。
昼間は子供を遊ばせる家族連れ、夕方頃から仕事や学校終わりの地元の若者が集まり、サッカーやセパタクロー、楽器の演奏などをしています。
日陰ではないのですが、日差しが強い時間帯外で観光の合間の休憩にベンチを利用すると良いでしょう。
公園の近くにはカンボジアで人気のカフェ(ブラウンコーヒー)があるので購入してから訪れることをおすすめします。

ワットボトム公園の基本情報

Wat Botum Garden Parking Space
住所:Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh

トンレサップ川・メコン河 リバークルーズ

トンレサップ川やメコン河をゆっくり遊覧するクルーズツアー。
パーティーやデートで使えるような豪華ディナー付きクルーズからローカルのお手頃なクルーズまで様々なクルーズツアーがあり、出航時間も異なります。
カンボジアの首都プノンペンには東南アジア最長の河川のメコン川(Mekong River)と東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖(Tonlé Sap lake)を源流とする「トンレサップ川」が流れているので、夕方のサンセットツアーでは夕日鑑賞が楽しめ人気のリバークルーズです。
昼のツアーは沿岸のローカルな生活風景が楽しめます。
湖の真ん中にある水上カフェに立ち寄ったり、川岸沿いの小さな集落を眺めたり、観光客の少ない道から遠く離れた人里離れた寺院を訪れたり、川風を楽しんだりすることができるツアーもあります。 

リバークルーズの基本情報

River cruise

Kanika Boat
住所:Behind the Himwari Hotel, Phnom Penh, Cambodia
営業時間:16:30~21:00
定休日:月曜日
遊覧船料:8US$〜
公式サイト:https://www.kanika-boat.com/

Bopha Phnom Penh Titanic

住所:St Preah Sisowath Quay, Penh
営業時間:6:00~22:30
遊覧船料:デイナー(パーティー)クルーズのため料金は異なります。

Cambo Cruise – Departures/Arrivals
住所:Riverside Path, Phnom Penh
営業時間:17:00~21:00
遊覧船料:9.9US$〜
公式HP:https://cambocruise.com/

SETHBO Boat Tour
住所:HWFH+V7G Night Market Bus Stop, Preah Sisowath Quay, Phnom Penh(ナイトマーケット向かい側)
営業時間:8:30〜20:30
遊覧船料:5US$〜

3、 プノンペン旅行のご相談はこちらから️

おすすめの観光スポットをご紹介しましたがいかがでしたか?
日中は炎天下での観光になるため、水分補給は忘れずにゆとりを持って観光してください。
カンボジアといえばシェムリアップにあるアンコールワットのイメージが強いですが、プノンペンでもカンボジアの歴史が学べ、名所や見どころがぎゅっと詰まって観光しやすいのもプノンペンの魅力の一つです。
カンボジアに訪れる際は首都プノンペンへも足を運んでみてくださいね。

旅行に関するご相談はこちらのお問い合わせフォームからお問い合わせください。

コメント