プノンペンKhmer Surin|BKK1で味わう老舗クメール料理とアモック

【クメール料理】

プノンペンで「初めてカンボジア料理を食べる人をどこへ連れて行こう?」と考えたとき、候補に入れやすいのがBKK1にあるKhmer Surin(クメールスリン/ភោជនីយដ្ឋាន ខ្មែរ​សុរិន្ទ)です。
Street 57沿いにあり、緑に囲まれたクメールらしい建物が目印。
ローカル食堂とはまた違い、建物や食器、テーブルセッティングまできれいに整えられているので、カンボジア旅行で初めてクメール料理に挑戦する人にも入りやすいレストランです。
しかもKhmer Surinは1996年創業。プノンペンで長く営業を続けている老舗で、公式サイトでもクメール料理とタイ料理を提供するレストランとして紹介されています。
今回は定番のチキンアモック海老入り揚げ春巻きを注文。店内の雰囲気やメニュー、価格も含めて紹介します。

プノンペンBKK1の老舗Khmer Surinへ


Khmer Surinがあるのは、プノンペン中心部のBKK1。
BKK1はカフェ、レストラン、ホテルなどが集まる外国人にも人気のエリアですが、Khmer Surinの前まで来ると周囲の都会的な景色とは少し雰囲気が変わります。
入口にはカンボジアらしい屋根があり、その周りを大きな木や植物が囲んでいます。
写真では建物の後ろに高層ビルも見えていて、急速に変化しているプノンペンの中に昔ながらのカンボジアらしい空間が残っているような景色です。

Khmer Surinは1996年創業の老舗レストラン


Khmer Surinは1996年から営業しているレストラン。
2020年に以前の店舗の向かい側にある現在の建物へ移転。
現在の建物はクメール様式とコロニアル様式を取り入れた造りで、レストランだけでなくゲストハウスやミーティングスペースも備えています。
ただ古いレストランというだけではなく、料理、建物、家具などを通してカンボジア文化を感じられるように作られているのがKhmer Surinの特徴です。

カラフルな天井とアンティーク家具が印象的


中へ入ると、外観以上にカンボジアらしい雰囲気があります。
まず目に入ったのがカラフルな天井。

赤、青、緑、黄色などを使った木製の装飾が広がり、一般的なレストランとはかなり違います。
赤を基調とした柱、彫刻の入った木製家具、クメール柄の布なども使われていて、店内全体がひとつのインテリアとしてまとまっています。
公式サイトでも、カンボジアのアンティーク家具やシルク、コットンなどを使った伝統的な雰囲気を特徴として紹介しています。

窓際席は明るくゆったり過ごせる


店内にはいくつか異なる雰囲気の席があります。
大きな窓沿いには赤いクッションを使った席が並び、外の緑を眺めながら食事できます。
木製のテーブル席もあり、席同士も比較的ゆったり。
ローカル食堂より落ち着いているので、家族旅行や友人とのランチはもちろん、日本から来た人との食事にも使いやすいと思います。

外には木陰のテラス席もあり、涼しい時間帯なら屋外で食事するのも気持ちよさそうです。

メニュー


旅行者にとって嬉しいのが、メニューがかなり分かりやすいこと。
クメール語だけではなく英語表記があり、多くの料理には写真と具材の説明も付いています。
「アモックってどんな料理?」「サムローマチューって何?」という人でも、写真を見ながら選べます。
前菜、炒め物、スープ、カレー、サラダ、魚料理、ご飯もの、デザートまで種類はかなり豊富です。

Khmer Surinのメニュー価格には10%のVATが含まれていないため、注文時はメニューに書かれている金額より会計が10%高くなることを覚えておくと安心です。

前菜は春巻きや青パパイヤサラダなど

前菜にはカンボジアや東南アジアらしい料理が並びます。
何人かで来るなら、メイン料理を注文する前に春巻きやサラダを1〜2皿シェアするのもおすすめです。

  • Fried Spring Rolls:5USD
  • Fried Spring Rolls with Shrimp:5.50USD
  • Fresh Spring Rolls:6.50USD
  • Green Papaya Salad:4.50USD
  • Green Mango Salad:5.50USD
  • Crispy Rice Crackers:6USD

ロックラックや生姜炒めなど定番クメール料理も

カンボジアでよく食べられている料理が揃っています。
アモックだけでなく、ロックラックや空芯菜炒め、生姜炒めなどを何品かシェアすると、カンボジア料理の幅をより楽しめます。

  • Lok Lac Beef:8USD
  • Stir-fried Ginger:6.50USD
  • Stir-fried Long Eggplant:6.50USD
  • Stir-fried Morning Glory:4USD
  • Fried Rice:5USD
  • Red Curry:7.50USD
  • Green Curry:7.50USD

クメールらしいスープ料理も種類豊富

スープもかなり充実しています。
Tom Yam Thin Broth Soupやココナッツミルク入りのTom Yam Thick Broth Soupのほか、カンボジアらしい酸味のあるスープもあります。
アモックやロックラックだけではなく、もう少しローカルな味へ挑戦したい人はスープ系を選んでみるのも面白いと思います。

ご飯は別料金なので注意

Khmer Surinでは、おかずを注文してもご飯が自動的に付いてくるスタイルではありません。
メニューにも「Rice is sold separately」と書かれています。
飲みメインでない時など、アモックやカレー系はご飯と一緒に食べたい料理なので、必要な場合は忘れずに追加してください。

  • Steamed White Rice 1 Plate:0.80USD
  • Steamed White Rice 1 Bowl:3USD
  • Sticky Rice:1.50USD

海老入り揚げ春巻き

 
今回前菜として選んだのがFried Spring Rolls with Shrimp
5.5USD
(約860円 2026年9月現在)
ヤム芋、キクラゲ、海老などを包んだ春巻きを揚げ、甘めのソースと一緒に提供する料理。
お皿にはこんがり揚がった春巻きが並び、横にはレタスとディップソース。
揚げたての春巻きは外側が香ばしく、中には具材がしっかり入っています。
クセが強い料理ではないので、カンボジア料理をあまり食べたことがない人でも選びやすい前菜です。

カンボジア料理の定番「アモック」


メインはやっぱりカンボジア料理の代表格、アモック(Amok)
Khmer Surinでは魚または鶏肉を選ぶことができます。
Chicken Amok 7.5USD(約1,170円
アモックはココナッツミルクと香辛料を使ったカンボジアの定番料理。
Khmer Surinではココナッツミルクのほか、ライムリーフ、スイートバジル、カチャイなどを使い、1人分ずつ蒸して提供されます。

Khmer Surinのチキンアモックは旅行者にも食べやすい

運ばれてきたアモックは、葉で作った小さな器に一人前ずつ盛り付けられていました。
上にはココナッツミルク、赤唐辛子、バジルがのり、見た目もカンボジアらしい一品です。
ココナッツミルクのまろやかさの中にハーブや香辛料の香りがあり、カレーのようでいて日本のカレーとは全く違う味。
辛さを前面に出した料理ではないので、スパイス系の料理が好きなら比較的食べやすいと思います。
カンボジアへ旅行に来た人に「何か代表的なクメール料理を一品」と聞かれたら、やはりアモックは外せません。

アモックは魚と鶏肉から選べる

Khmer SurinのメニューにはFish or Chicken Amokと書かれているので、魚または鶏肉を選べます。
よりカンボジアらしい定番を味わいたいなら魚、魚が苦手な人なら今回のように鶏肉を選ぶのもおすすめ。
同じアモックでもお店によってココナッツミルクの濃さや香草の使い方が違うので、プノンペンで何店舗か食べ比べるのも面白いです。

アボカドスムージー


今回ドリンクで注文したのがAvocado Smoothie 2.5USD390円
大きめのグラスにたっぷり入っていて、淡いグリーン色。
カンボジアではアボカドを甘いスムージーとして飲むことも多く、暑いプノンペンで食事と一緒に飲むのにもぴったりです。
スムージーはアボカドのほか、マンゴー、バナナ、ココナッツ、パッションフルーツなども各2.50USDでした。

カンボジアビール


ローカルビールはHanuman、Angkor、Cambodiaなどが2.5USD
ドラフトビールはありません。今回はCambodia Beerを注文しました。
クメール料理と冷たいビールの組み合わせはやっぱり合います。
カクテルやワインもかなり種類があるので、ランチだけでなく夜のディナーにも使いやすいレストランです。

ワインやカクテルも意外と充実

Khmer Surinはカンボジア料理店ですが、ドリンクメニューはかなり本格的。
モヒート、マルガリータ、ネグローニなどの定番カクテルのほか、カンボジアの素材を取り入れたシグネチャーカクテルもあります。
ワインも白、赤、ロゼ、スパークリングまで揃っていて、グラス5USD台から選べるものもありました。
カンボジア料理をワインと合わせてゆっくり楽しみたい人にも向いています。

ローカル食堂より高いけれど旅行者には使いやすい

もちろん、プノンペンのローカル食堂と比べるとKhmer Surinはかなり高めです。
ロックラックが8USD、アモックが7.5USDという価格なので、安くカンボジア料理を食べたい人向けではありません。
その代わり、店内はきれいで雰囲気がよく、メニューには料理写真と英語説明があり、料理の選択肢も豊富。
「初めてカンボジアに来た家族や友人を連れていく」「落ち着いた場所でクメール料理を楽しみたい」という用途なら、この価格差にも納得しやすいと思います。

Khmer Surinのおすすめメニュー

    • Chicken / Fish Amok 7.50USD:カンボジア料理を初めて食べるならまず候補にしたい定番
    • Fried Spring Rolls with Shrimp 5.50USD:シェアしやすく旅行者にも食べやすい前菜
  • Lok Lac Beef 8USD:アモックと並ぶカンボジアの代表的な料理
  • Stir-fried Morning Glory 4USD:肉料理と合わせやすい空芯菜炒め
  • Green Mango Salad 5.50USD:酸味と香りを楽しみたい人向け
  • Sticky Rice and Mango 5.50USD:食後に東南アジアらしいデザートを楽しみたい人に

Khmer Surinの店舗情報

店名 Khmer Surin(クメールスリン/ភោជនីយដ្ឋាន ខ្មែរ​សុរិន្ទ)
住所
#8E0, Street 57, Phnom Penh, Cambodia
エリア BKK1(Boeung Keng Kang 1)
営業時間 10:00〜22:00
電話 012 887 320 / 012 912 319 / 096 337 4743
ジャンル クメール料理・カンボジア料理・タイ料理
価格帯 料理4〜9USD前後が中心、別途VAT 10%
今回のおすすめ Chicken Amok、Fried Spring Rolls with Shrimp

※営業時間、メニュー、価格は変更される可能性があります。掲載価格は2026年9月訪問時のメニューを参考にしています。

こんな人におすすめ

  • プノンペンで初めてクメール料理を食べる人
  • カンボジア名物のアモックを食べたい人
  • BKK1で雰囲気のいいランチ・ディナーを探している人
  • ローカル食堂より落ち着いたレストランを利用したい人
  • 日本から来た家族や友人をカンボジア料理店へ連れて行きたい人
  • 料理だけでなくカンボジアらしい建物やインテリアも楽しみたい人

まとめ

プノンペンBKK1のKhmer Surinは、1996年から続く老舗のクメール料理レストランです。
緑に囲まれた建物へ入り、カラフルな天井やアンティーク家具を見ているだけでも、一般的なレストランとは少し違ったカンボジアらしさを感じられます。
ローカル食堂と比べれば値段は高めですが、写真付きの英語メニューがあり、店内も落ち着いているので旅行者にはかなり利用しやすい一軒です。
特に「カンボジアへ来たから、雰囲気のいい場所で代表的なクメール料理を食べたい」という人なら、BKK1で覚えておきたいレストランだと思います。

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