〜Contents〜
🌿 ワット・ボトム公園とは?

プノンペン中心部、王宮(ロイヤルパレス)から徒歩5分ほどの場所にある「ワット・ボトム公園(Wat Botum Park)」は、地元の人たちが集う人気の憩いの場です。

美しい寺院「ワット・ボトム寺(Wat Botum Vatey Reachavararam)」に隣接し、朝はジョギングや運動をする人々、夕方には家族連れやカップルがのんびり過ごす姿が見られます。
観光の合間に、地元の“日常”を感じたい人におすすめのスポットです。
🏯 隣接する「ワット・ボトム寺」

公園のすぐ隣にあるワット・ボトム寺は、プノンペンでも歴史ある格式高い寺院のひとつ。
1842年に建立され、王族の葬儀なども執り行われてきた由緒ある場所です。
黄金の仏塔やドラゴンの装飾が印象的で、参拝客が静かに祈りを捧げる姿が見られます。観光客でも自由に見学でき、僧侶と挨拶を交わすこともあります。
☀ 朝と夕方の“ローカルタイム”がおすすめ
公園内は一日中開放されていますが、おすすめの時間帯は朝6時〜8時、または夕方17時〜19時。

朝は清々しい空気の中、ジョギングやストレッチをする地元の人たちで賑わい、屋台コーヒーやバゲットサンドを販売する移動屋台も登場します。
夕方になると、子どもたちが遊び、空がオレンジ色に染まる中でリラックスした雰囲気に。
都会の喧騒から少し離れて、ゆったりと過ごせる時間です。
🍃 観光に疲れたときの“ひと休みスポット”
ワット・ボトム公園は、王宮・独立記念塔・トゥールスレン博物館など主要観光地の中間に位置しているため、観光途中の休憩スポットとしても最適です。
ベンチに座って風を感じながら、アイスコーヒー片手に通り過ぎる人々を眺めるのも楽しいひととき。近くにはローカルカフェや軽食屋台もあり、ローカルの生活感を体験できます。

日カンボジア友好の記念碑

公園内を歩いていると、芝生の中に日本とカンボジアの国旗が並ぶ黒い石碑が目に入ります。これは、日本政府によるプノンペンの洪水・排水改善事業(第3期)を記念して2015年に設置されたものです。
碑文には以下のように刻まれています:
“Grant Aid from the People of Japan as a token of friendship and cooperation between Japan and Kingdom of Cambodia (2015)”
(日本国民からの支援により、カンボジア王国との友情と協力の証として)
このプロジェクトは、雨季に冠水しやすいプノンペン市街地の排水システムを改善するもので、市民の暮らしを支える大切なインフラ整備です。
静かな公園の一角に立つこの碑は日カンボジアの長年の絆と友情の象徴でもあります。
🎉 クリスマス&カウントダウンイベントの雰囲気
ワット・ボトム公園は、年末シーズン(12月中旬〜1月初旬)になると街の中心的なイベント会場のひとつに変わります。
🎄 クリスマスシーズン

- 夜になると、音楽とともに軽食屋台が並び、観光客も地元の人も一緒にお祭り気分。
- 露店ではクリスマスグッズやローカルスナックも販売され、「南国のクリスマス」を体感できます。

🎆 カウントダウン(12月31日)

- 年末には、カウントダウンイベントやライブ演奏が開催される年もあります。
- 若者たちはスピーカーを持ち寄って音楽を流したり、友人同士で花火を楽しんだりと、とても自由でフレンドリーな雰囲気。
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大規模な打ち上げ花火はリバーサイド方面ですが、ワット・ボトム公園からもその光景を間近に見ることができます。
✨ 公園全体が笑顔と光に包まれる夜は、「観光名所ではなく“人が集まる街の広場”」としての魅力を感じます。
📍観光情報
ジャンル: 公園・寺院・ローカルスポット
🕔 開園時間: 終日開放(朝〜夜まで利用可能)
📍場所: Samdach Sothearos Blvd, Phnom Penh, Cambodia
地図リンク: Googleマップで開く
✨ まとめ
ワット・ボトム公園は、観光名所の合間に“ちょっと一息”つける、プノンペン市民のオアシス。
きらびやかな寺院と緑豊かな公園が隣り合い、朝と夕方には地元の人たちの笑顔があふれます。観光地巡りの合間に、カンボジアの“穏やかな日常”を感じてみてください。


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