プノンペン観光の原点「ワットプノン」を訪ねて

カンボジア旅行-プノンペン

プノンペン観光の原点「ワットプノン」を訪ねて

はじめに


カンボジアの首都プノンペン。その名前の由来となった寺院が「ワットプノン(Wat Phnom)」です。 市内中心部の小高い丘に建てられたこの寺院は、プノンペンの歴史を語るうえで欠かせない存在であり、市民にとっても信仰と憩いの場所となっています。 今回は、そんなワットプノンの魅力を、歴史・見どころ・周辺情報を交えてご紹介します。


ワットプノンの基本情報

  • クメール語表記:វត្តភ្នំដូនពេញ
  • 住所:St. 96 Norodom Blvd, Phnom Penh
  • 拝観時間:7:00〜18:00
  • 入場料:外国人は1ドル(※現地で変更の可能性あり)
      
  • アクセス📍:セントラルマーケットから徒歩約10分/トゥクトゥクで5分程度

歴史と伝説


ワットプノンは14世紀後半、ペン夫人という裕福な女性が川に流れ着いた仏像を丘の上に祀ったのが起源とされています。 この「プノン(丘)」に仏像を安置するための小さな寺院を建てたことから、「ペン夫人の丘=プノン・ペン(Phnom Penh)」と呼ばれるようになりました。 現在も彼女の像は丘の麓にある祠堂に祀られており、多くのカンボジア人が線香を手向けに訪れます。


見どころ

🛕 本堂(仏塔)


丘の上に立つ白亜の仏塔がシンボル。

内部には黄金の仏像や色鮮やかな壁画があり、神聖な雰囲気に包まれています。

🌳 整備された丘と木陰の休憩所


木々に囲まれた丘の上は、地元の人々にとっても涼やかな散歩道。

階段にはナーガ(蛇神)の装飾が施され、クメール建築の美しさを間近に感じられます。

🏠 お土産ショップ


東側の方に小さなお土産ショップもあります。 小さなお店ですがお土産商品が一通り揃っています。

🐍 金の干支オブジェ


毎年4月のクメール正月にその年の干支に変わるオブジェ。こちらも見どころの1つ。


周辺スポット

ワットプノンから徒歩圏内には、

  • セントラルマーケット(Phsar Thmey)
  • リバーサイドエリア
  • カフェやローカルレストラン なども多く、観光の拠点にぴったりです。

おわりに

プノンペンの地名の由来ともなった「ワットプノン」は、歴史と自然が調和した特別な場所。
観光スポットとしてだけでなく、地元の人々の信仰と日常が感じられる、静かな感動に出会えるはずです。 ぜひ朝の時間帯や夕方の涼しい時間に訪れて、ゆったりとしたひとときを楽しんでください。

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