プノンペンのロシアンマーケット周辺を歩いていると、外国人のお客さんをよく見かけるローカル食堂があります。それが、Street 163沿いにあるដែនអង្គរ。
以前から前を通るたびに外国人が食事をしているのを見かけていて、「ローカル店なのに入りやすそうだな」と気になっていたお店です。
実際に入ってみると、カンボジア料理らしいローカル感はしっかり残しつつ、店内は比較的きれいな方。外から中の様子も見えるので、初めてクメール料理の食堂へ入る旅行者にもハードルは低めだと思います。
今回は私がクメール料理店へ行くとつい毎回頼んでしまうナス炒めと生姜炒めを注文しました。

〜Contents〜
プノンペンTTPのដែនអង្គរへ

ដែនអង្គរがあるのは、プノンペンのToul Tum Poung II、Street 163沿い。
ロシアンマーケットからも近く、この周辺にはカフェやレストラン、ローカル食堂がたくさんあります。
店舗正面にはオレンジ色の大きな看板があり、料理写真も掲載されているので比較的見つけやすいです。
外から店内が見えるオープンな造りで、中の様子を確認してから入れるのも旅行者には安心。
ローカル食堂だけど外国人も入りやすい雰囲気

店内は木製のテーブルと椅子が並ぶシンプルな食堂スタイル。
高級感のあるレストランではありませんが、いわゆる完全な「どローカル食堂」と比べると、テーブルや食器類も比較的きれいな方です。
ロシアンマーケットが近いこともあってか、以前から外国人のお客さんを見かけることが多い店でした。
ローカルのクメール料理を食べてみたいけれど、屋台やかなりディープな食堂へ入るのは少し不安という人には、ちょうど入りやすい位置づけだと思います。
メニューはクメール語と英語表記
テーブルに置かれている基本のメニューはクメール語と英語表記。

炒め物だけでもかなり種類があります。
- Stir-Fried Kale
- Stir-Fried Tomato
- Stir-Fried Mix Vegetable
- Stir-Fried Ginger
- Stir-Fried Bitter Melon
- Stir-Fried Egg Plant
- Lok Lak Beef
- Pan-Fried Fish
スープも、Khmer Sour Soup、Morning Glory Sour Soup、Bitter Melon Soup、Tom Yum Soupなど種類豊富。
英語表記があるので料理名はある程度分かりますが、料理を想像しにくいものもあります。
写真付きメニューが1冊あるので指さし注文もOK

英語メニューだけだと少し分かりにくいのですが、店内には1冊だけ写真付きのメニューもあります。
今回もその写真を見ながら注文しました。
クメール語も英語も苦手なら、写真付きメニューを見せてもらって指さしで注文するのが一番簡単です。
料理によっては魚、豚肉、鶏肉、牛肉などから具材を選べるので、写真を指してから肉の種類を伝えれば注文できます。
注文するとご飯と温かいお茶が先に出てくる

料理を注文すると、まず運ばれてきたのがご飯と温かいお茶。
これはカンボジアのローカル食堂ではよくあるスタイルです。
さらに細かく刻んだニンニクと唐辛子。

これもクメール料理を食べるときによく見かける定番のセットです。
料理の味が少し物足りないとき、醤油に唐辛子やニンニクを追加し、自分好みに調整できます。
おかずを注文するとご飯付き!しかも好きなだけ食べられる

カンボジアのローカルのお店では、おかずを注文するとご飯が自動的に付いてきます。
さらに、ご飯は好きなだけ食べられるスタイル。
カンボジア料理は炒め物や濃いめの味付けのおかずをご飯と一緒に食べることが多いので、このスタイルは相性抜群です。
スープにもご飯が付いてきます。
今回注文した料理も、どちらも白ご飯が進む味でした。
おすすめ 豚肉のナス炒め

注文したのは、写真付きメニューの27番「Stir-Fried Egg Plant」。
ナスを使った炒め物で、具材は卵・豚肉・鶏肉・牛肉から選べます。
今回は店員さんにおすすめされた豚肉を選びました。
私は普段この料理を鶏ひき肉で食べることが多かったので、豚肉バージョンは少し新鮮。
柔らかくなったナスに豚肉の旨味が合わさり、タレもしっかり絡んでいます。
ナスがソースを吸っているのでご飯との相性もよく、今回食べた2品の中でも特に気に入りました。
ナス炒めはクメール料理初心者にも食べやすい

カンボジア料理というと、強いハーブや発酵系の味をイメージする人もいるかもしれません。
でも、このナス炒めは比較的分かりやすい味。
日本人にも馴染みのあるナスと豚肉の組み合わせで、ご飯と一緒に食べればかなり食べやすいと思います。
初めてローカルなクメール料理店へ行く人にもおすすめしやすい一品です。
おすすめ② 鶏肉の生姜炒め

もう一品は、写真メニューの30番「Stir-Fried Ginger」。
こちらは魚・豚肉・鶏肉・牛肉から選べます。
普段は豚肉を選ぶことが多いのですが、今回は鶏肉で注文しました。
細切りの生姜がたっぷり入り、玉ねぎなどの野菜と鶏肉を一緒に炒めた料理です。
生姜のシャキシャキした食感が残っていて、白ご飯との相性もいい。
カンボジアの生姜炒めはジンジャー感強め

日本の「豚の生姜焼き」のような味を想像すると、かなり違います。
こちらは生姜を細切りの野菜のようにたっぷり使っているので、かなりジンジャー感が強め。
口に入れると、生姜の香りと辛味がしっかりきます。
この感じは好みが分かれるかもしれません。
でも私はクメール料理を食べに行くと、ほぼ毎回頼んでしまうくらい好きな料理。
「今日は違うものを食べよう」と思って店へ行っても、結局この生姜炒めを注文してしまいます。
ナス炒めと生姜炒め、結局いつもこの2つ

クメール料理には本当にいろいろな料理があります。
今回のメニューを見ても、野菜炒め、魚料理、ロックラック、スープなど選択肢はかなり豊富。
他のものも食べてみたいのですが、クメール料理店へ行くと結局ナス炒めと生姜炒めを選んでしまいます。
どちらもご飯と一緒に食べやすく、一皿で野菜と肉をしっかり食べられるのが好きな理由。
クメール料理初心者ならナス炒め、少しローカルな味を試したいなら生姜炒めがおすすめです。
料理はご飯・お茶付きで10,000リエル

今回注文した料理は、それぞれ10,000リエル(約395円 2026年9月現在)。
この価格にご飯と温かいお茶が含まれています。
しかもご飯はおかわりできるので、ランチとして考えると十分リーズナブルです。
ただ、プノンペンの完全なローカル食堂と比べれば少し高め。
メニューが数種類しかないような昔ながらのローカル食堂では、現在でも1USD台から食べられるところがあります。
そう考えると、ដែនអង្គរは少し外国人・観光客でも利用しやすい価格設定という印象です。
カンボジアビールは6,000リエル

今回はCambodia Beerも注文。価格は6,000リエル(約235円)でした。
熱々の炒め物と冷たいビールの組み合わせはやっぱり合います。
ランチなら温かいお茶、夕方以降ならビールと一緒にクメール料理を楽しむのもおすすめです。
安さだけならもっとローカルな店もある
プノンペンには、もっと安くカンボジア料理を食べられるローカル食堂もあります。
特にメニューが数種類だけで、その日作った料理を並べているようなお店なら1USD台から食べられることもあります。
その意味では、ដែនអង្គរは最安クラスではありません。
ただし、英語メニューがあり、写真付きメニューもあり、食器や店内も比較的きれい。
ロシアンマーケット近くという立地を考えると、旅行者でも挑戦しやすいローカル食堂というところに価値があると思います。
ロシアンマーケット観光と一緒に行きやすい
ដែនអង្គរがあるTTPは、ロシアンマーケットを中心に飲食店やカフェが集まる人気エリア。
マーケット観光のあと、「観光客向けレストランではなく普通のカンボジア料理を食べてみたい」というときにも使いやすい場所です。
外から店内が見えるので、ローカル食堂特有の「中が見えなくて入りづらい」という感じもあまりありません。
写真付きメニューを使えば指さし注文もできるので、初めてローカル食堂へ挑戦する人にも向いています。
ដែនអង្គរの店舗情報
| 店名 | ដែនអង្គរ |
|---|---|
| 英語表記 | Den Angkor Restaurant |
| 住所 | #103, Street 163, Sangkat Toul Tum Poung II, Phnom Penh, Cambodia |
| エリア | TTP(Toul Tum Poung) |
| ジャンル | クメール料理・カンボジア料理・ローカル食堂 |
| 価格帯 | 各10,000リエル |
| ビール | Cambodia Beer 6,000リエル |
| 営業時間 | 5:30~21:00 |
※営業時間や価格は変更される可能性があるため、訪問時に確認してください。
こんな人におすすめ
- プノンペンでクメール料理を食べてみたい人
- ロシアンマーケット周辺でランチを探している人
- 完全な観光客向けレストランではなくローカル食堂へ行きたい人
- 初めてカンボジアのローカル食堂に挑戦する人
- 写真を見ながら指さし注文したい人
- ナス炒めや生姜炒めなど、ご飯に合うカンボジア料理が好きな人
まとめ
プノンペン・TTPのដែនអង្គរは、ローカルなクメール料理を食べながらも、外国人旅行者が比較的入りやすい食堂でした。
外から店内が見え、英語メニューに加えて写真付きメニューもあるので、ローカル食堂に慣れていなくても注文しやすいのが魅力。
今回食べたナス炒めは柔らかなナスに味がしっかり絡んでいて、また食べたいと思える一品でした。
生姜炒めは日本の生姜焼きよりずっと生姜の存在感が強く、好き嫌いは分かれそうですが、個人的にはクメール料理店へ行くと毎回頼んでしまう定番です。
各料理はご飯とお茶付きで10,000リエル。プノンペンの最安ローカル食堂と比べれば少し高めですが、その分入りやすさがあります。
ロシアンマーケット観光のあとに、「観光レストランではなく、もう少し普段のカンボジア料理を食べてみたい」という人におすすめしたい一軒です。


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