プノンペンFarm To Table|緑の庭で楽しむヘルシーランチ&ディナー

【カフェ】

プノンペンの中心部にいながら、木々に囲まれた庭でゆっくり食事ができる「Farm To Table」。
BKK1のStreet 360にあるレストランで、大きな門を入ると街中とは思えないほど緑が広がっています。木陰に置かれたテーブル、庭を歩くニワトリ、昔ながらのトラクターまであり、プノンペンの一般的なカフェとはかなり違った雰囲気です。
ただおしゃれなガーデンレストランというだけではなく、Farm To Tableが大切にしているのが、カンボジアの農家や生産者とつながりながら、ローカルの食材を取り入れること。店内のメニューにもその考え方がしっかり書かれています。
朝食からランチ、カフェ、ディナーまで利用でき、野菜をたっぷり使った料理やヴィーガン、ベジタリアン、グルテンフリー対応のメニューも豊富。今回は実際に訪れた店内の様子やメニュー、Farm To Tableならではの取り組みまで詳しく紹介します。

プノンペンBKK1のFarm To Tableとは?


Farm To Tableがあるのは、プノンペンのBKK1エリア。Farm To Tableは、自らを単なるレストランではなく、食を通じて人が集まるコミュニティスペースとして位置付けています。

メニューに書かれている「Who We Are」を読むと、その考え方がよく分かります。ローカルの味を楽しみ、健康的な食習慣を育て、Farm to Table=農場から食卓までつながる持続可能なフードシステムを作ることがビジョンとして掲げられています。
さらに、環境への負荷を減らすことや、化学物質に頼らない農業を応援することなども紹介されています。
実際、料理だけではなく店全体にそのコンセプトが表れていて、「健康的な料理を出すおしゃれなカフェ」というだけでは終わらないところがFarm To Tableの面白さです。

Farm To Tableは緑に囲まれたガーデンレストラン

 
初めて訪れたときに印象に残るのが、とにかく緑が多いこと。
Street 360沿いの入口から敷地へ入っていくと、大きな木々の下にテーブルが点在しています。プノンペンは交通量も多く、中心部では建物に囲まれたカフェも多いので、これだけ広々とした屋外空間が残っている場所は貴重です。

木製のテーブルや椅子を中心とした店内はかなりカジュアル。きれいに作り込みすぎていないところもFarm To Tableらしく、自然の中で食事をしているような感覚があります。
屋根のあるスペースもあり、完全な青空席だけではありません。木陰も多く、プノンペンらしい南国の空気を感じながら過ごせます。

庭を歩くニワトリと赤いトラクターもFarm To Tableらしい風景


そして、この店で印象に残ったのが庭を自由に歩いているニワトリ。
食事をしていると、テーブルの横を普通にニワトリが歩いていきます。都会のカフェではなかなか見られない光景で、店名の「Farm To Table」にぴったりの雰囲気です。
庭には年季の入った赤いトラクターも置かれていて、都会の真ん中とは思えない風景。子ども連れでも楽しみやすそうな開放感があります。
きっちりしたレストランというより、庭でのんびり朝食やランチを食べたり、コーヒーやお茶を飲みながら過ごしたりする使い方がよく似合う場所です。

メニュー

Farm To Tableでは、ローカルの食材や生産者を大切にする姿勢がメニューからも伝わってきます。
店のビジョンとして「healthy, local, and sustainable food」という考え方が紹介され、食材そのものだけでなく、その背景にある農業や環境まで意識しているのが特徴です。
そのため、メニューを見ると野菜、ハーブ、フルーツ、玄米などを使った料理がかなり多め。
旅行中やプノンペン生活では外食が続いて肉料理や揚げ物が多くなることもあるので、「今日は野菜をしっかり食べたい」という日に覚えておくと便利なレストランです。

ヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーも分かりやすい

個人的に便利だと思ったのが、メニューに食事制限のアイコンが付いていることです。

  • Vegetarian(ベジタリアン)
  • Vegan(ヴィーガン)
  • Gluten Free(グルテンフリー)
  • Dairy Free(乳製品不使用)
  • Contains Nuts(ナッツ使用)

これらが料理ごとに表示されているので、食事制限がある人でもメニューを選びやすくなっています。
肉料理を食べたい人とヴィーガンの人が一緒に食事をすると、お店選びに困ることがありますが、Farm To Tableなら両方の選択肢があります。友人同士やグループでのランチにも利用しやすいです。

朝食からディナーまでメニューがかなり豊富

Farm To Tableはヘルシーカフェというイメージがありますが、実際にメニューを見るとかなり種類があります。
朝食、サラダ、ボウル、サンドイッチ、バーガー、肉・魚料理、ヴィーガン料理、軽食、キッズメニュー、デザートまで揃っているので、軽いカフェ利用だけでなくしっかり食事をしたいときにも利用できます。

なお、写真のメニュー価格はすべてUSD表記で、10%TAX別です。

朝食・ブランチならAvocado SmashやFarmhouse Breakfast

朝から利用できるFarm To Tableでは、All Day Breakfastメニューも充実しています。

Avocado Smashは7USD(約1,100円)、Tropical Smoothie Bowlは5USD(約790円)、Healthy Omeletteは6.5USD(約1,020円)、Farmhouse Breakfastは7.5USD(約1,180円)。

さらにBanana Crêpes、Savory Tempeh Scramble、Smoked Salmon Toasts、Shakshuka、Classic Eggs Benedictなどもあります。

特にアボカド、野菜、卵、サワードウを使ったメニューが多く、朝から重すぎるものは食べたくないという人にも選びやすいラインナップです。

ランチに選びやすいサラダ&ボウル

Farm To Tableらしさを感じやすいのが、野菜を主役にしたサラダやボウルです。
Mango Avocado Quinoa Saladは8USD(約1,250円)。
マンゴーとアボカドに、キヌア、葉野菜、カシューフェタチーズ、トマトなどを組み合わせています。

Warm Pumpkin Saladは7USD(約1,100円)。
ローストしたカボチャにキャラメリゼオニオン、チェリートマト、赤キャベツ、ほうれん草などを合わせたメニューです。

ボウル系ではGreenが6USD(約940円)、Yellowが6USD(約940円)、Redが8USD(約1,250円)、Pesto Chickenが7USD(約1,100円)。玄米や野菜をベースにしたメニューが中心です。

ヴィーガンメニューにはVegan Farm Phoがあり、6.5USD(約1,020円)。野菜のスープにライスヌードル、クメールバジル、パクチー、青ネギなどを組み合わせています。

肉や魚を食べたい人向けのメイン料理もある

野菜中心のメニューだけでなく、しっかり食べたい人向けのメイン料理も用意されています。

写真のメニューではPan Seared Seabassが12USD(約1,880円)、Chicken Breastが9USD(約1,410円)、Cambodian Loc Lakが8USD(約1,250円)、Pork Ribsが13USD(約2,040円)、Seared Flank Steakが19USD(約2,980円)。

Cambodian Loc Lakのようなカンボジア料理がメニューに入っているのも面白いところです。
野菜中心で食べたい人、肉料理を食べたい人、カンボジア料理を選びたい人が同じテーブルでそれぞれ好きな料理を選べます。

軽く食べるならスナックメニューも充実

お酒と一緒に少しつまみたいときには、Snack Inspiredのメニューがあります。

Sweet Potato Poutineは6USD(約940円)、Farmer Plant Plateは7USD(約1,100円)、Coconut Popcorn Chickenは6USD(約940円)、Pork & Ginger Gyozaは6USD(約940円)、Lemongrass Beef Skewersは7.5USD(約1,180円)、Soft Chicken Tacosは6USD(約940円)。

Classic HummusやFarm’s Veggie Quesadillaなど植物性のメニューもあり、午後の軽食からディナー前の一杯まで使いやすいラインナップです。

ドリンクもローカル素材を意識したラインナップ

ドリンクもFarm To Tableらしく、一般的なコーヒーだけではありません。
スムージーはMango、Tropical、Avocado、Wellness、Chocolateが各4USD(約630円)。マンゴー、パッションフルーツ、ココナッツなど、カンボジアで身近な南国フルーツを使ったものが並びます。
フレッシュジュースはWatermelonやPassion Fruitが3USD(約470円)、PineappleやBeetroot Carrot Lime、Carrot Apple Gingerなどが3.5USD(約550円)。
Natural Sodasは各3USD(約470円)で、Ginger Dragon Soda、Fresh Mint Lemonade、Passion Fruit Soda、Hibiscus Mint Soda、Pineapple Ginger Sodaなどがあります。
コーヒーはAmericanoが2.25USD(約350円)、LatteとCappuccinoが各3USD(約470円)と、食後やカフェ利用もしやすい価格帯です。

カンボジアの植物を使ったDemeter Teaも面白い


今回ゆっくり飲んだのがお茶。
Farm To Tableではカンボジアの植物を使ったDemeter Tea Blendも用意されています。
Keep Up Beauty、Support Immunity、Shiny Hair & Eyes、Serotonin Boostという個性的な名前のブレンドが各3USD(約470円)。ジンジャー、ハイビスカス、レモングラス、ターメリック、マンゴーなどが組み合わされています。
一般的なHot Teaもポットで2.5USD(約390円)。緑に囲まれた木のテーブルでポットのお茶を飲んでいると、プノンペン中心部にいることを少し忘れるくらいゆっくりできます。

夕方からはビールやカクテルも楽しめる


Farm To Tableは朝食やランチだけでなく、夕方からの利用にも向いています。
訪問時のメニューではCambodia Draftが2USD(約310円)、Kingdom Pilsnerが3.5USD(約550円)、Indian Pale Ale(IPA)とIBIS Rice Pale Aleが各4.5USD(約710円)。
カクテルはSeasonal Fizz、Watermelon Mojito、Vodka Dragon、Passion Mai Tai、Hibiscus Margarita、’Feel Good’ Espresso Martiniなどが各5USD(約790円)でした。

16:00〜19:00はHappy Hourとして、カクテルが1USD OFF、対象ドラフトビールがBuy One, Get One Freeになる案内もありました。プロモーションは変更される可能性があるので、利用時に店頭で確認してください。

子ども向けメニューもあり家族で利用しやすい

庭が広いFarm To Tableは、子ども連れでも利用しやすい雰囲気です。

Little Farmersというキッズメニューがあり、Chicken StripsとBreakfast Wrapが各5USD(約790円)、Healthy Rice Bowlが4.5USD(約710円)、Little Farmers Chicken Burgerが4USD(約630円)、Cheese Quesadillaが4.5USD(約710円)など。

庭にはニワトリが歩き、トラクターも置かれているので、一般的な室内レストランとはまた違った時間を過ごせます。

Farm To Tableは環境への取り組みも印象的


店内を見ていて気になったのが、ガラスリサイクルについての案内です。
Farm To Tableでは食材だけでなく、廃棄物を減らす活動にも取り組んでいます。
訪問時にはガラス回収についての案内が掲示されていて、回収したガラスをリサイクル施設へ送る仕組みが説明されていました。
掲示されていた案内では、ガラス回収の費用は1kgあたり0.50USD(約80円)。12時前の受付、個人で10kg未満の場合は予約制などの条件も書かれていました。
こちらは物流状況などによって運用が変わる可能性があるため、実際にガラスを持ち込む場合は事前に最新情報を確認するのがおすすめです。
さらにドリンクメニューには、使い捨てガラス瓶を減らすため、詰め替え式の循環型パッケージを利用するEcoSPIRITSについても記載されています。
「サステナブル」という言葉をメニューに書くだけでなく、店舗の運営にも環境への考え方が反映されているのがFarm To Tableらしいところです。

プノンペンで「ゆっくり過ごす」ために行きたい店


Farm To Tableの魅力は、料理だけでなく、この場所全体にあると思います。
大きな木の下で食事をして、ニワトリが横を歩き、木製テーブルでお茶を飲む。道路へ出ればいつものプノンペンなのに、門の中だけ時間の流れが少し違います。
仕事の合間に急いで食べるランチというより、休日の朝食やブランチ、友人とのランチ、子ども連れでの食事など、少し時間に余裕がある日に利用したくなる場所です。
夕方ならビールやカクテルを飲みながらガーデンで過ごすのも良さそう。朝・昼・夜で違った使い方ができるレストランです。

Farm To Tableの店舗情報

店名 Farm To Table
住所
#16 St 360, Phnom Penh 12302, Cambodia
エリア BKK1 / Phnom Penh
営業時間 8:00〜21:00
電話 078 899 722
ジャンル ヘルシーレストラン・ガーデンカフェ・多国籍料理
価格帯 朝食 約5〜9USD、メイン 約8〜19USD、ドリンク 約2〜5.5USD +10%TAX

料理、価格、営業時間、Happy Hourなどは変更される場合がありますのでFacebookをご確認ください。

こんな人におすすめ

  • プノンペンで緑の多いカフェ・レストランを探している人
  • 野菜をしっかり食べられるランチを探している人
  • ヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーの選択肢が欲しい人
  • カンボジア産やローカル食材に興味がある人
  • 子どもと一緒にのんびり食事をしたい人
  • プノンペンで朝食やブランチを楽しみたい人
  • サステナブルな取り組みに力を入れるお店に興味がある人
  • BKK1でゆっくり過ごせるガーデンレストランを探している人

まとめ

プノンペンBKK1の「Farm To Table」は、緑あふれる庭で朝食からランチ、ディナーまで楽しめるガーデンレストランです。
野菜やフルーツを使った料理だけでなく、Cambodian Loc Lakやステーキ、魚料理、バーガー、ヴィーガン料理、キッズメニューまで選択肢はかなり豊富。食の好みが違う人同士でも利用しやすいのが魅力です。
そして何より印象に残るのは、Farm To Tableという名前の通り、料理の向こう側にあるカンボジアの農業や生産者、さらに環境まで意識していること。
庭を歩くニワトリや古いトラクターを眺めながらお茶を飲んでいると、ここがプノンペン中心部だということを忘れそうになります。
観光の途中で少し休みたいときはもちろん、在住者の休日ランチや家族での食事にも使いやすい一軒。BKK1で「緑の中でゆっくり食事をしたい」と思った日に覚えておきたいレストランです。

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